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乳幼児連れの旅行は自由席がお得? 新幹線や特急の乗り方

おでかけ

子供たちをいろんな場所に連れて行って、経験をさせてあげたいと思うものの、子供が多いと移動も大変

特に電車を使った移動だと周りに迷惑をかけないかなど、悩み事心配事がたくさんあります。

生まれてすぐ位の時期は場所も取らないので、大人二人での移動とそれほど変わらなかった家族旅行

でも子供が3歳くらいになってくると、ずっと膝の上というわけにもいかず一席用意したいところ。

そうすると旅行代金が結構かかるようになってきたり。

またじっとはしていてくれないので、多少は騒がしくなって周りに迷惑をかけるんじゃないかと心配だったり。

今回は子連れで電車を使って遠方へ旅行するときに、少しでも安く移動するためのコツ?をご紹介します。

子供料金は何歳から?

ほかの鉄道会社もおおむね一緒だとは思いますが、ここでは長距離移動ができるJRのルールを紹介しています。

小学生はこども料金で半額

  • おとな…中学生以上
  • こども…小学生
  • 幼児…1歳以上の未就学児
  • 乳児…1歳未満

JRに乗るときのこども料金は小学生が主な対象となります。

中学生以上になったら大人料金

小学生の間はこども料金で大人の半額

小学生になるまえの乳幼児は無料

というのが基本的な考え方になります。だから小学生になるまでなら安く移動できるというわけです。

うちの母親は小学生になると旅行代金が高くなるからと言って、小学生になる直前に東京ディズニーランドに連れて行ってくれました。

乳幼児は基本的に無料

基本的に乳幼児は無料なのですが、じゃあただで乗り放題かというとそうではありません。

乳幼児が一人で電車に乗る場合はこども料金が必要になります。

乳幼児の場合はだれか料金を払った人と一緒に乗車することが多いだろうから、料金を払った人1人につき2人までは無料にしてあげようという考え方のようです。

この場合の料金を払った人は、小学生でもOKです。

親が一人で乳幼児を3人連れて移動するというときは、大人1人+こども1人の料金がかかります。

大人が二人いれば4人まで乳幼児は無料ですし、小学生の兄弟が1人いればさらに2人まで無料となります。

保育園や幼稚園でもなければ、乳幼児ばかり大勢連れて移動するというケースは少ないでしょうから、基本的に無料と思っておいていいでしょう。

乳幼児も料金が必要なケース

未就学児でも指定席に乗るときはこども料金を支払う必要がある

未就学児は無料ですが、指定席を利用する場合は膝の上にのせて移動することが前提です。

1歳未満だとそもそも一人では座れないので、膝の上でも問題ないです。

でもさすがに3歳くらいになってくるとちゃんと一人で座れるし、膝の上にずっと載せてというわけにもいきません。

乳幼児が3人いて、大人2席分ではかなり狭いです。

ルール上はこれで乗ってもOKなのですが、もう1~2席はほしいところ。

指定席で一席を確保するためには、こども料金で指定席特急料金を支払う必要があります。

こども料金は半額なので、大人2.5~3人分の費用がかかります。

お金をかけて快適さを買うというのも良いと思いますが、少しでも費用を抑えたいという場合は自由席を利用するという手があります。

未就学児が多い場合は自由席がお得?

東海道新幹線の座席は3+2列が基本

ここからは新幹線を使って大阪から東京へと移動する場合を想定して具体的に計算してみます。

まずは切符の種類について。

新幹線に乗るときに支払うもの

  • 運賃…列車に乗る区間全体にかかる普通料金
  • 特急料金…新幹線に乗る区間に対して追加で払う料金

新大阪~東京間を指定席に乗るのであれば大人一人あたり

運賃…8,910円
特急料金…5,810円(のぞみ指定席)
合計…14,720円

というような計算になります。

自由席に乗る場合は大人一人あたり

運賃…8,910円
特急料金…4,960円(のぞみ自由席)
合計…13,870円

という計算になります。

大人2人未就学児3人が新大阪~東京を移動する

指定席を3席確保する場合

大人2人分とこども1人分(大人料金0.5人分)が必要になります。

14,720円×2.5人分=36,800円

となります。

自由席を利用する場合

乳幼児は無料なので、大人2人分のみが必要になります。

13,870×2=27,740円

となります。

指定席利用時と比較すると9,000円近い差が付きました。

結局どちらがお得?

料金の面だけを見れば、自由席のほうが圧倒的に安くすみます。

自由席では空いていれば5席に分かれて座ることもできます。

ただ、自由席は乳幼児は無料でのれて、一席分スペースを使っても問題ないとはいえ、混雑しているときに小さな子供たちで一席利用するのは気が引けます。

また、利用者が多いときは自由席の乗り場に並んで待つ必要がある場合もあります。

明らかに利用者が少なく、席に空きが目立つ時であれば自由席がよさそうですが、混雑する時期の場合は、指定席を確保する必要がありそうです。

今回は東海道新幹線の例でしたので自由席という選択肢がありましたが、列車によっては全車指定席というケースもあります。

まとめ

今回は乳幼児が多い場合に少しでもお得に新幹線などの特急列車に乗車する方法について紹介しました。

旅行会社を通じてツアーに申し込む場合はもう少し安くなる方法もあると思いますが、切符の考え方は同じです。

少しでも参考になれば幸いです。

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