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宝石をみるために玄武洞へ日帰り鉄道旅行

おでかけ

こどもに誕生日のプレゼントは何がいいか?と尋ねたところ、「エメラルド」が欲しいとのこと。

さすがに宝石をそのままプレゼントにはできないので、なにかないかなと考えて、いろいろな宝石が見れる場所に連れて行ってあげることにしました。

また、最近よく子供たちが見ているブラタモリに登場した場所でもある、玄武洞に連れて行けば、見たことがある!面白いと思ってくれるのではないかとなりました。

今回は、こどもを連れて玄武洞や城崎温泉へ遊びに行く日帰りの旅行プランをご紹介したいと思います。

大阪から玄武洞までの旅行プラン

スケジュール

開始時刻終了時刻予定利用料金備考
8:1210:48特急こうのとり1号 (大阪駅~豊岡駅)大人5410円 こども1000円車中で朝食
10:5611:02山陰本線 普通 (豊岡駅~玄武洞駅)
11:10円山川渡し舟(玄武洞駅~玄武洞ミュージアム)大人 700円 こども 400円 幼児 200円往復料金
11:2013:00玄武洞ミュージアム大人800円 小学生500円 4歳以上400円レストランで昼食
13:0014:00玄武洞散策大人500円 高校生・大学生300円
14:15円山川渡し舟(玄武洞ミュージアム~玄武洞駅)
14:3014:35山陰本線 普通 (玄武洞駅~城崎温泉駅)大人190円 こども90円
14:4016:30城崎温泉散策
16:3117:42特急きのさき20号 (城崎温泉駅~福知山駅)大人5410円 こども1000円
18:0019:37特急こうのとり24号 (福知山駅~大阪駅)車中で夕食
旅程表

自家用車ではなく鉄道利用で

弾丸の日帰りプランですが朝食も夕食も車内で済ませることで、現地での時間を長く確保できました。

我が家は自動車をもっていないので、鉄道で移動することを検討しました。

費用と手配の手間を考えるとレンタカーをしていくのが良いのですが、運転をすると子供の様子を見ることができなくなるので、あえて鉄道を選択しました。

お得な夏休みお子様1000円ファミリーきっぷ

また、今回のきっぷは、夏休みの特別な切符を利用して少し費用を抑えました。

こどもが同行する場合、こども1名あたり1000円で済むというとてもお得なきっぷです。

詳しくはこちらをご覧ください。

特急こうのとり1号に乗って車内で朝食

朝の準備を手短にする工夫

家で朝食を食べてしまうと、準備や後片付けに時間がかかってしまうので、子供たちを起こしたらすぐに着替えて出発。

お出かけということで、子供たちもすんなり起きてくれました。

まずは駅の売店(セブンイレブン)で朝食を買い込んで、特急こうのとり1号に乗り込みました。

特急の車内ではそれほど人も多くなく、気兼ねなく朝ごはんを食べることができました。

ただ、新型コロナの影響で座席を回転させての利用は控えるようにとアナウンスがあったので、2組に分かれたままで食べました。

ワンマンディーゼルカーに興味津々

途中、豊岡駅で下車して普通列車に乗り換え。

普段見ることのない、ワンマン運転の一両ディーゼルカー(キハ40系?)なので、子供たちも興味津々でした。

一駅だけ乗車して、玄武洞駅で下車。

駅員さんのいない無人駅というのも、子供たちにとっては初めてでいい経験だったのではないかと思います。

円山川を渡し舟で渡って玄武洞ミュージアムへ

大きな川を渡らないとたどり着けない玄武洞

玄武洞駅は玄武洞の最寄り駅ではあるのですが、実は大きな円山川の対岸で、歩いていくには結構時間がかかります。

しかも、橋が架かっているのは駅のそばではなく、すこし離れたところ。

そういうこともあって、ここでは珍しい渡し舟なるものがあります。

小さな渡し舟

10人定員の小さな舟で川を渡るなんて、なかなか経験しないことかなと思い、今回はこちらを使ってみました。

船頭さんがちょっとした案内をしてくれて、わずかな乗船時間ではありましたが楽しめました。

あまり大きな船ではないので、大きな荷物を持って乗るのは難しいかもしれません。

身軽に行くのが良いかと。

玄武洞公園へのルート

玄武洞公園に行くには、車で行くのが一般的です。
バスも出発前に探したときは見つかりませんでした。
ところが現地に行くと、期間限定で豊岡駅~玄武洞公園~城崎温泉駅を直通するバスが運行されているとのこと。
こちらを利用してもいいかもしれません。

直通バスで玄武洞公園へ!ちょい観光バスを運行します – 全但バス株式会社 (zentanbus.co.jp)

玄武洞ミュージアムで宝石などを見学

ミュージアムの観覧

玄武洞ミュージアムは最近整備された新しい施設。

玄武洞にちなんだ岩石の展示が中心でした。

今回の目的はエメラルドをみること、だったので宝石のコーナーに直行。

そのほかにも恐竜の化石や、楽器のように並べた石を叩いてみるコーナー、光る石を集めたコーナー、食べ物のような石を集めたコーナーなど、おもしろい展示がいくつもありました。

そんな中で三男が気に入ったのが、円山川が見える休憩コーナー。

椅子に座って対岸を走る特急列車をみて喜んでいました。

玄武洞ミュージアム自体はそれほど広くないので、1時間程度あればじっくり全部を見れそうです。

こどもが惹かれる石

ミュージアムの隣にある売店には、石にちなんだお土産が多数売られていました。

子供たちが気に入ったのは小さな宝石の原石。

保育園の帰り道に石を拾って帰るのが好きな三男は、きれいなレモン色の石が気に入ったようで握って離しませんでした。

サイズもちょうどいい感じで三男の手に握りやすい大きさ。

石一個に200円と思うと、少し躊躇しましたが、宝石(たからもののいし)1個200円と思うと安いお土産ですね。

ミュージアム内のレストランで昼食

売店にはレストランも併設されていました。

おしゃれな雰囲気にしていていい感じですが、その分値段も高めかなという印象。

お子様向けのお手軽なメニューとして設定されたものはありませんでした。

ホットドッグやうどんなど、大人向けの上品な仕立てではありますが、子供が食べられるものたくさんはありました。

我が家の子供たちは「玄武洞ひやし二色うどん 940円」を頂きました。

玄武洞公園で見学

昼食後にミュージアムのすぐそばにある玄武洞へ。

一番大きくて有名な玄武洞の他にも、4つほど見どころがありました。

いずれも玄武岩でできた柱状節理という、スパゲッティを束ねたような構造がきれいに見えました。

ブラタモリで一度見たことがあった子供たちは、「タモリさんが立ってたところだ」と興奮気味。

整備されていて、写真を撮りやすい様に台が作られていたり、道も歩きやすく30分ほどで見て回ることができました。

やはり玄武洞が一番迫力があって見ごたえがありました。

以前は無料で観覧できたのですが、2022年の8月から有料になったようです。

城崎温泉へ移動して散策

古い電車も新鮮に感じる

14時ごろには一通り散策を終えたので、城崎温泉へ移動。

玄武洞駅に停車する列車は14:30を過ぎるとしばらくないので、少し急いで渡し舟で移動。

また無人の玄武洞駅から一駅だけ乗車しました。

今回は古い国鉄型の電車(113系)。

こちらも30年くらい前は快速電車として大阪駅近辺でもよく見ましたが、子供たちにとっては新鮮。

珍しい電車を楽しみました。

城崎温泉の素敵なカフェ

城崎温泉では約二時間の散策。

とりあえず涼しいところでおやつを食べようということで、「短編喫茶un」というお店に入りました。

お店自体のターゲットは子供ではないと思いますが、ここで販売されていた生バターどら焼きがとてもおいしそうで吸い込まれてしまいました。

お値段は一つ300円ほど。

一口サイズで、やっぱり大人向きです。

とてもおいしかったし、子供たちも楽しんでいました。

ただ、店内の雰囲気も良かったので、子供がいない方のほうがおすすめかもしれません。

足湯で湯めぐりのつもり

その後、湯めぐりでよく見かける川の周辺を散策。

あまり時間もないので、湯めぐりはできませんでしたが、外に設置された足湯に少し足をいれることで、子供たちは楽しんでいました。

狭い道路で車もたくさん通るので、こどもと一緒に歩くのは少し心配なところもありましたが、そもそも多くの人が歩いていますし、車のスピードもゆっくりなので、危険なことはありませんでした。

特急きのさき・こうのとりを乗り継いで大阪へ

車内で食べる夕食の確保

散策後は駅に戻ってきて、夕食のための駅弁を探すことに。

駅の中にある売店にも少しお弁当は売られていましたが、あまり数もなく、おいしそうなものはすべて売り切れていました。

誰かが取り置きしているらしきお弁当がたくさん並んでいたので、予約をせずに買うのは少し無謀なのかもしれません。

仕方がないので、とりあえずあるお弁当を2つだけかって、乗り継ぎの時にほかにないか探すことに。

福知山駅での便利な乗換

往路は一本の特急に乗ったままでしたが、帰りは「きのさき」と「こうのとり」を乗り継ぐことに。

北近畿と大阪や京都を結ぶ特急列車はいろいろあって、福知山駅で接続して便利に乗り継ぐことができます。

乗換が苦でなければ、乗る列車の選択肢は増えそうです。

まずは京都行きの特急「きのさき」に乗車して福知山駅まで約1時間ほど。

そこから18分の乗換時間で新大阪行きの特急「こうのとり」に乗り換え。

福知山駅の改札内に売店はなし

この乗り換え時間に福知山駅で何かお弁当を購入しようという考えでした。

しかし、残念ながら駅の改札内にはお店は一切なくお弁当を購入することはできませんでした。

今回使った切符が途中下車不可のものだったので、改札外に買いに行くこともできず。

仕方がないのでこどもたちだけに夕食としてお弁当を車内で食べさせました。

最近は駅弁の需要が減っているのか、簡単に手に入るわけではないようです。

列車のなかでお弁当を食べるのはとても楽しいことなのですが、どこでお弁当を手に入れるのかは戦略を立てておく必要がありそうです。

早すぎず遅すぎずの帰着

次男は夕食を食べ終わった後ぐっすり眠っていました。

特急「こうのとり」の大阪到着時刻は19:37。

少し遅めですが、夕食も終わっているので、子供たちは帰ったらお風呂に入って寝るだけ。

なかなか悪くないスケジュールだったと思います。

まとめと感想

大阪から玄武洞まで、日帰りをするには遠いかなと思っていましたが、何とかできました。

車を使った方がより効率よく観光はできるようにも思いました。

でも、子供が3人いて、大人が2人。

1人は運転に集中する必要があり、のこり一人で三人子供の相手をするのはちょっと大変。

車だとみんなでご飯を食べながら移動というわけにもいかないので、鉄道の移動も良かったなと思います。

玄武洞や城崎周辺にはほかにも観光スポットがほかにもあるので、時間に余裕があれば宿泊してじっくり楽しむこともできます。

今回の旅で、こどもたちは「こうのとり」という鳥のこと、「温泉を巡る」という楽しみ方のことについて知って興味を持っていました。

次回は「こうのとり」を知る旅を企画したいなと思いました。

少しでも皆さんの旅の計画の参考になれば幸いです。

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