ながらく続いたコロナの影響もようやく落ち着いてきた印象です。
子供たちに我慢させていたこともたくさんありますが、これからは我慢しなくても良いようにしたいところです。
ただ、まだ油断は禁物。
人の多いところへ行くことは避けつつ子供に刺激を与えたいところ。
今回は三田市にある兵庫県立 人と自然の博物館に行ってみました。
前から行きたいなと思っていたのですが、ちょっと遠いのでなかなか行けず。
人が少ないけれど面白いだろうと思っていたらその通りでした。
一部体験はできないようになっていましたが、それでも十分に楽しめました。
兵庫県立 人と自然の博物館について
アクセス
神戸電鉄公園都市線のフラワータウン駅から歩いてすぐにあります。
改札口を出るとすぐ道路があり、とても歩きやすそうな歩道橋があるのですが、歩道橋に上がらずに横断歩道を渡り、そのままの階で進む方がよいです。
不思議な感じですが、進んでいった先にあるのは博物館の4階。
入り口は3階なので一つ下の階へと階段をくだって入ります。
（バリアフリールートとして、4階からでも入れますが、正面入り口ではないようです。）
この辺りは谷になっているようで、フラワータウンの駅まで地下を走っていた神戸電鉄が急に高架になっていました。
駐車場はフラワータウン駅のそばにあるイオン三田店のものが使えるようです。
おおむね15分に一本走っています。
三田駅からおよそ8分。300円。
先頭車両にしんちゃんというキャラクターが乗っています。かわいい
入館料
- 大人 200円
- 大学生 150円
- 高校生以下 無料
- 70歳以上 100円
県の施設なので十分安いですが、さらに団体割引などありました。
入り口で「コープの組合員証お持ちではないですか？」と聞いてくださったので親切でした。
（5人で行って400円なんで、割引なくても全然問題はないんですが。）
恐竜の化石に巨大昆虫
博物館は兵庫県を切り口に、自然を幅広く紹介していました。
ここでしか見られないものも、ほかでも見られるものもあります。
印象的だった展示はいくつかありますが、恐竜の展示、ナガスクジラの展示、地震の模型、巨大昆虫模型でしょうか。
恐竜の展示
実は兵庫県は恐竜の化石が出てくるところということで有名らしいです。
兵庫県民ですが、あまりそうした意識はなかったです。化石が出ることは知っていましたが。
そういうわけで、昨年子供たちを福井県の恐竜博物館に連れて行きました。
さすがに恐竜に特化した恐竜博物館と比べると展示の規模は小さいし迫力もないのですが、身近で恐竜の化石が見れるのは良いところでした。
恐竜が好きな長男は、恐竜のコーナーにあったビデオを見入ったり、図書コーナーにあった恐竜の本を真剣に読んでいたりしました。
ナガスクジラの展示
まずシロナガスクジラではなくて、ナガスクジラというクジラがいたことが印象的でした。
海岸に打ち上げられていたナガスクジラを標本にするために、いったん砂の中に埋めて数年後に取り出して組み立てたものだそうです。
長い間砂の中に埋めていたというのは子供たちにも刺さったようで、後日思い出して話していました。
野島断層の模型
長らく阪神間の住人をしているので、震災といえば兵庫県南部地震なのですが、その地震を引き起こした野島断層の模型も展示されていました。
地震が起きた時の地面の動きを再現していて、地震のすごさを改めて感じさせられました。
次男がとても気に入って、何度もボタンを押して動きを見ていました。
今度、淡路島にある本物の断層も見に行かせた方がいいかもしれません。
昆虫の模型
カブトムシ ダンゴムシ
4階の飲食ができるスペースにはたくさんの昆虫の大型模型が展示されていました。
どれも下に子供が入って、下から裏側の様子をのぞくことができるようになっています。
子供たちは一つ一つ入ってみて、下から見上げていました。
特にダンゴムシは足がたくさんあって気持ち悪い～といって楽しんでいました。
大型の模型であれば顕微鏡を使わなくても見ることができるのでいいですね。
新型コロナ対策もばっちり
博物館を訪れたときはまだ緊急事態宣言の真っただ中でした。
そうしたこともあり、入館時に体温測定と連絡先記入を求められました。
また飲食スペースはもともとあるのですが、館内での飲食は不可となっていました。
そこそこ人はいましたが、2メートル以上の間隔を保つことはできたので、密な感じは全くしませんでした。
緊急事態宣言が明けて、対応もまた少し変わってくるかもしれませんが、団体のお客さんと一緒にならない限りは、大勢がいて大混雑にはならないのではないかなと思いました。
お昼ご飯の準備は必要
博物館内に飲食店はありません。
本来は館内でお弁当を食べることができるようなのですが、訪れたときはコロナで飲食スペースは使用禁止になっていました。
ただ、駅まで近いですし、駅まで行けばイオンやサイゼリア、コンビニ・ドラッグストアもあるので食料の調達には困りませんでした。
天気が良ければ、博物館のすぐそばに深田公園という公園があるので、そこで食べるのもよさそうです。
まとめ
子供たちに刺激を与えようということで、三田市の人と自然の博物館をご紹介しました。
博物館の展示は子供向けから大人向けまで実に幅広くあって、3歳と6歳の兄弟は楽しめました。
特に昆虫の大型模型は楽しんで遊んでいたように見えました。
コロナ対策としても問題なさそうでした。
一度訪れてみてはいかがでしょうか？