子供って何でも知りたいし、すぐに覚えて面白がってもっと知ろうとしますね。
知的好奇心をもっと伸ばしてあげたいし、ずっと持ち続けてくれたらいいなと思っています。
では、どうすれば伸ばしてあげることができるのか?
あちこち連れて行ってあげることも大切ですが
そんなにお金にも時間にも余裕がないこともあるでしょう。
本やテレビを活用すると、自宅にいながら好奇心を刺激することができます。
今回は子供たちの知的好奇心を伸ばすために、意識して続けていることをご紹介します。
本の定期購読
2019年1月から毎月『ワンダーブック』と『ワンダーしぜんランド』を定期購読しています。
世界文化社の月刊絵本で、購読を申し込むと毎月月初に送られてきます。
どちらも3歳~6歳くらいの幼児むけです。
ワンダーブック
『ワンダーブック』はこいのぼりにまつわるお話や、豆まきに関するお話など季節の行事に関するお話や、
保育園、幼稚園でお友達に何て声をかけたらいいかな、けんかになった時はどうしたらいいかななどを学べるお話が載っていたり、
シールを貼るページがあったりします。
ワンダーしぜんランド
『ワンダーしぜんランド』は、毎月季節にあった自然に関するテーマで1冊を通して詳しく紹介してくれています。
シャボン玉、ウサギ、鉄道、もみじ、石、リス、月、カブトムシ、雪など様々。
雪でこんなことができるよ!とか、
石と宝石の違いは・・・それぞれどうやってできるかとか、
ウサギの餌や足の形はこんな形だよとか、
どの内容も、子供が理解できるように説明されているし興味深いです。
選んだ理由
これらの本を気に入っている理由は3つあります。
- 付録がほとんどついていないこと
- 季節ごとの話題に触れられること
- 手ごろな値段
付録がほとんどついてこないこと
書店で売られている幼児向け雑誌にはよく付録がついています。
付録がメインの目的になってしまって雑誌にあまり興味を示さなくなったりするのではないかと心配していました。
また付録のおもちゃがどんどん増えたり、なかなか捨てられなくて部屋が片付かなくなっていったり。
そういう状況にストレスを感じてしまうため、できるだけ付録がついてこない雑誌がいいと考えました。
この『ワンダーブック』と『ワンダーしぜんランド』は全く付録がないわけではなく、年度初めに1年分のクラフトとポケット図鑑がついてきます。
でもそれほど嵩張るわけでもなく、クラフトを作って遊んだ後は興味がなくなるので子供たちも要らないと判断して捨ててくれます。
4月以外は付録がついて来ないので、本の内容に興味を持って読んでくれます。
季節ごとの話題に触れられること
二つ目は内容が毎月変わり、多岐にわたることです。
『ワンダーブック』はどちらかというと季節のイベントを大事にしている絵本で、ひなまつりやこどもの日、お正月、運動会など子供のイベントをテーマにしたお話が載っています。
内容は大まかに3部~4部構成で、お友達との関わり方を学ぶお話が一つと、季節感のあるお話が一つと、子供たちが興味を持ちそうな「はちみつ」とか「新幹線」とか「水族館」みたいなテーマのセクションが一つか二つあります。
各セクションはそれほど長くないので子供の集中力が続くのかなと思います。
子供が3人いるため3年以上継続して購読していますが、同じお話は一度も出てきたことがなく毎年毎月新しいお話を楽しめます。
『ワンダーしぜんランド』はもみじやカブトムシ、雪など季節に合わせて子供が興味を持ちそうな自然に関するテーマが扱われています。
一冊まるまる一つのテーマで一環していて、この本に出会わなかったら子供はこんな事知る機会がなかったかもしれないと思うことがたくさんあります。
でも難しいわけではなく子供の興味をひく内容だと思います。
例えば、
- リスはどこにいるのか
- 何を食べるのか
- どうやってくるみを取ってどうやって運んでどうやって食べるのか
- 残ったクルミはどうするのか
- 冬はどう過ごすのか、
など。
3歳~6歳の子供にとってはけっこう充実した内容だなと感じます。
毎月こんな感じで様々なテーマについて知ることができるので、子供たちも今月は何かな?と本の到着を楽しみにしています。
手ごろな値段
1冊440円(税込み)+配送料150円なので、お手頃な値段かなと思います。
この価格で内容がとても充実しているのでコスパが非常にいいと思いますし、そのおかげで3年以上購読を続けられています。
配送料が結構かかってしまいますが、年間まとめての契約にするともう少し抑えられます。
寝る前に読む習慣
我が家では寝る前に本を読んであげるようにしています。
我が家の子供たちはこれらの本が大好きで毎日のように「読んで」と本を持ってきます。
詠んだ内容もよく覚えていて、ふとした時に話すこともあります。
知的好奇心が刺激されているんだろうなあと感じます。
子供たちはそれぞれ自分が読んでほしい本を持ってくるので、長男にも次男にもそれぞれ読んであげるとけっこう時間がかかります。
でも、子供たちはその内容にとても興味を持ってくれているのでこれからもこの時間を大切にしていきたいと思っています。
NHKの番組視聴
NHKは受信料を払う必要がありますが、受信料に見合うだけの価値のある番組をたくさん作ってくれているとよく思います。
子供が産まれるまではあんまり見ていなかったし、これからはテレビはなくても良いのでは?と思う時期もありました。
でも、NHKの番組はやはり上手く作られていて教育的にも良いような気がしています。
テレビを持っていたら受信料は払う必要がありますし、同じ払うんだったら積極的に利用しようと最近はよく思います。
ここからは実際に子供たちが好んで見ている番組をいくつか紹介します。
ダーウィンが来た!
NHKの番組「ダーウィンが来た!」は子供たちが気に入って見ているテレビ番組の一つです。
19時からのニュースを見てそのままテレビを消し忘れていたら、いつの間にか子供たちがものすごく集中してテレビを見ていました。
それが「ダーウィンが来た!」です。
毎週日曜日の19時半から「ダーウィンが来た!」を見るのをとても楽しみにしています。
毎週色んな生き物の生態について紹介されます。
シャチ、クジラ、恐竜、鳥、虫などテーマは色々。
幼児には難しいかなと思っていたのですが4歳の次男でもそれなりに理解しているようです。
6歳の長男は保育園で先生にホタテの生態について話してみたり、お風呂で突然クジラについて話し始めたり、テレビから得た情報を教えてくれていました。
毎週「ダーウィンが来た!」を見て面白いと感じたり、自分が知らない世界を感じたりすることが知的好奇心を刺激しているのかなと思っています。
ブラタモリ
これも19時からのニュースを見た後テレビを消し忘れていたら、子供が集中して見ていたNHKの番組の一つです。
ブラタモリはタモリさんが色んな所へ行って地形や地質について説明してもらう番組。
幼児には難しいと思うのですが、意外にも子供たちのお気に入りでいつも集中して見ています。
この番組を見ているからなのか、芸能人をほとんど知らない子供たちですがタモリさんだけはしっかり覚えています。
内容についてはどこまで理解できているのか定かではありませんが、何度かでてくるワードは覚えているようです。
「フォッサマグナ知ってる!前も出てきた!!」と言ったり
「糸魚川でしょ?新潟でしょ?知ってるよ!」と言ったりしていて
それなりに覚えている言葉もあるようです。
地理や歴史とつながったり、たまに電車が出てきたり、子供が興味を持つ何かがあるのかなと思います。
親自身が興味を持って見ている番組なので、これからも一緒に見ようと思います。
まとめ
博物館や昆虫館、美術館、水族館や自然いっぱいの公園での昆虫観察など、外出して知的好奇心を高めることは大切だと思いますが、あちこち連れて行くのも大変です。
今回紹介したものは家の中で日頃からできることです。
習慣として本を読んだり、テレビを見たりして、いろんな事に興味を持った上で博物館に行くと、子供たち自身がもっと楽しめるのかなと思います。
今回ご紹介した事以外にもお出かけしたり一緒に図鑑を見たり、これからも子供が興味を広げるきっかけを作って、もっと知りたいと思う気持ちに寄り添ってあげたいなと思います。