こどもが大好きな線路のおもちゃ
我が家の3人の子供たちもみんな電車で遊ぶのが大好きです。
長男が2歳くらいのとき、線路のおもちゃを買ってあげようとなったのですが、その時に線路のおもちゃにも大きく二種類があり、どちらにするかかなり迷いました。
木でできたBRIOと、プラスチックでできたプラレール。
小さい子供には木のほうがいいのではないか、プラレールのほうがいろんな電車があって長くあそべるのではないか、どちらも魅力的です。
今回は、それぞれの特徴を紹介し、どちらを買うべきか参考になる情報をお届けします。
木の線路のおもちゃ BRIO
BRIOは1884年にスウェーデンで創業した老舗おもちゃメーカーです。
今回するのは線路ですが、ほかにも木製のおもちゃを多数つくっています。
引っ張る犬のおもちゃダッチーも有名です。
どれもシンプルであり、丈夫で、口に入れても安全な素材が使われていて、安心して遊べます。
BRIOのおすすめポイント
木製であること
木製のおもちゃなので肌触りが良いですし、壊れにくいです。
子供は木のおもちゃで遊ぶのが良いといわれます。
- 音が優しい
- 木の持つ自然の抗菌効果
- 劣化しにくい
- 適度な重さ
- 適度な柔らかさ
などなどあるようです。
確かに小さなパーツが取れてしまうという心配もないので、小さい子でも遊べます。
車両の連結が簡単
車両同士をつなぐのは磁石の力
簡単にくっつけることができるので、小さな子供でも一人でつないで遊べます。
外すのも簡単。
磁石がくっついているだけなので、壊れにくいのもよいです。
あまり長く車両をつなぐと、重さで簡単に連結が外れてしまいますが、物理の勉強になるということでいいかなと。
ほかの木製レールのおもちゃと互換性あり
BRIO以外にも木製レールのおもちゃはいくつかあるのですが、似たような形状のものが多く、レールの幅も同じようです。
模様が違ったり、材質が違ったり、少し厚さが違ったりというところはあるようですが、遊ぶ分には問題ありません。
そのため、BRIOではないですが、機関車トーマスの木製レールシリーズでも遊べます。
線路だけBRIO、車両だけ機関車トーマスというのもありです。
BRIOをためらうポイント
お値段が高め
結構値段が高めであること。
基本のセットでも1万円くらいします。
これはなかなか導入しづらい。
それに線路の数を増やして拡張していくのは難しそうです。
車両がヨーロッパ仕様
また、子供になじみのある車両が少ないかなという印象。
新幹線みたいな車両や、地下鉄車両はあるので、一般的な子供であればそれでも十分かもしれません。
どれもドイツとかヨーロッパでよく見かける車両に近いです。
これはこれで面白いのですが、普段家の近くで見かけるような電車で遊びたいという子供には向いていません。
うちで実際に遊んだもの
最終的に、我が家ではこちらを最初に購入しました。
対象年齢が2歳からとなっていたのが一番の決め手でした。
まだ2歳だと乱暴にあつかいますが、それでも壊れないだろうと。
その後、人形遊びもできるようにということで、こちらのセットを購入しました。
プラスチックの線路のおもちゃ プラレール
1959年に誕生した日本のおもちゃで、今はタカラトミーさんが販売しています。
モーターのついた車両1両と引っ張られる車両2両の3両が基本編成で、手で押しても遊べるし、電池を一本で走らせることもできます。
僕自身、子供のころに使って遊んでいたので、一番なじみがありました。
まだ実家に30年前のプラレールが残っていたので、それでとりあえずは遊べばいいだろうと思って購入は少し遅めでした。
プラレールのおすすめポイント
値段が安め
BRIOに比べると安価です。
基本のセットであれば5,000円以下でもあります。
身近な車両が豊富
BRIOと比べると、さまざまな種類の車両が売られていて、普段家の近くで見かけたり、実際に乗ったことがある車両で遊ぶことができます。
全国的に有名な新幹線から
地元の私鉄や通勤電車など
普段見かける車両も多いので子供が喜びます。
旅行の際に乗車した車両のプラレールというのもあるのでお土産にもなります。
線路も豊富
線路の種類も豊富で、さまざまなレイアウトを作ることができます。
2つの線路がつながった複線レールや坂道レール、長さを調節する線路などなどいろいろあります。
組み合わせるとレイアウトの可能性かなり広がるので子供にとってもいい刺激になるとおもいます。
プラレールをためらうポイント
どんどん増えてしまうかも?
あまりにもたくさんの商品が売られているし、宣伝もされているので、子供が欲しいと思うことも多くなります。
(親も買い集めたくなるという問題も)
なんだかんだ言ってプラレールで家がいっぱいになってしまう恐れはありました。
実際、プラレールはすごい勢いで増えてきて、おもちゃ箱の大半を占めています。
小さい子供には不向き?
1歳くらいの子供だと口にいれるので、
- モーターを使った車両は壊れないか?
- 表面に張ってあるシールを食べてしまわないか?
心配でした。
今のところ、なめすぎて壊れたというものはないですし大丈夫かなとは思いますが、連結器やシールなどは壊れたり剝れたりする可能性があるので、やはりある程度大きな子供でないと問題がありそうです。
うちで実際に遊んだもの
長男が3歳の誕生日の時にプレゼントでもらったものがこちらでした。
プレゼントでもらって以降、どんどん車両もレールも増えています。
両方ともで遊ぶことも
実はBRIOとプラレールで車両の幅はおなじです。
BRIOの線路の上をプラレールの車両を走らせたり
プラレールの線路の上をBRIOの車両を走らせたり
入れ替えて遊ぶことは可能です。
もちろん、脱線しやすかったり、引っかかりやすかったりという難点はありますが、手で押して遊ぶ分にはそれほど問題にはなりません。
我が家の場合、6歳、4歳、1歳の3人の男の子なので、みんなで遊ぶとちょっと線路がたりないということもあります。
そういう時には、上の子たちはプラレールで遊び、それを壊しに行かないように三男はBRIOで遊ぶという使い分けをしています。
まぁ、もっとも、三男は兄弟と一緒に遊びたいので、いつの間にかプラレールを壊しに行って、お兄ちゃんたちに怒られるわけですが…
まとめ
線路のおもちゃ、BRIOとプラレールをそれぞれ紹介しました。
どちらもそれぞれいいところがあって、どちらが子供にあっているのかは見極めるのがなかなか難しいかもしれません。
我が家の場合は、子供たちがとても電車好きで、身近で見かける電車で遊びたいという気持ちが強いので、プラレールでよく遊んでいます。
そしてプラレールがどんどん増えて大変なことになってきています。
子供がまだ小さいときにはBRIOで、大きくなったらプラレールとなりました。
少しでも参考になれば幸いです。