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帝王切開で出産した3兄弟(後編)

ママブログ

後編では帝王切開での出産になったことに納得できなかったこと、その後時間をかけてモヤモヤを払拭したことなどをお話したいと思います。

帝王切開の理由

私の場合は予定日後の2週間(正期産)を過ぎても陣痛が始まらなかったこと、子宮口がなかなか開かなかったことが理由でした。

他にも、逆子だったり、胎盤の位置が低かったり、子宮筋腫が子宮口の近くにあったり、へその緒が絡まっていたり、色んな理由があります。

分娩の途中で緊急帝王切開に切り替わる場合もあります。

納得できずにモヤモヤ

一人目を出産する時には何の知識もなかったので医師の説明に同意するしかなかったですし、帝王切開になる理由を丁寧に説明してくれることもありませんでした。

しかし時間が経つにつれて

本当に帝王切開する必要があったのかと疑ったり、

なぜ陣痛促進剤や子宮口を柔らかくする薬などを使わなかったのかと疑問に思ったり、

他の産院で出産したら自然分娩できたんじゃないかと後悔したりしました。

そもそも予定日はどこまで正確なのか、

予定日から2週間を過ぎてから子宮口が開き始めて弱い陣痛が始まっていたのになぜそのまま産まれてくるのを待てなかったのか、

納得できないことがたくさん増えていきました。

そして、二度とこの産院で出産したくないという気持ちになりました。

二人目、三人目を西宮で出産した理由

一人目は淡路島の小さな古い産院で出産しましたが、二人目と三人目は西宮の産院で出産しました。

その理由は、一人目の出産をした産院が一人目出産直後につぶれたというのもありますが、

それより何より

上の子いつも通り保育園に預けたいからです。

上の子にできるだけ普段と変わらない生活を続けてもらい、下の子を受け入れてもらいたいと思いました。

下の子がいてお外に連れていってあげることもできず、毎日下の子のお世話に追われる母を見ているだけではストレスが溜まると考えたのです。

二人目、三人目の出産

二人目の出産の時も三人目の出産の時も、予定日が近づくと「またあの手術をするのか・・・」と憂鬱になりました。

しかし二人目、三人目を出産した西宮の産院は新しく、設備もきれいで、医師もしっかり説明してくれましたし、看護婦さんにも色々相談しやすい環境でした。

おかげで二人目の出産後はとても心穏やかに過ごすことができました。

独自に調合している麻酔のおかげで、手術後の痛みもあまりなく、楽に過ごせました。

手術翌日にはお風呂にも入れました。

(回復の速度は人によって違うようなので、参考にならないかもしれません。)

モヤモヤを払拭

3男が産まれた時、長男は5歳、次男は2歳でした。お風呂に入った時に帝王切開の傷口をみて、不思議そうにしていたので「赤ちゃん、ここを切って産まれてきたんだよ、ここから出てきたんだよ」と教えると、とても興味津々な様子でした。

大きなお腹の中にいた赤ちゃんが、母のお腹を切って出てきたんだ!と納得したようです。

そして私自身も気がつきました。

帝王切開で産まれてきた長男も次男も三男も、よく食べよく遊びよく学び、本当に元気いっぱいです。

分娩異常だと判断されることもありますが、出産後の成長には何の影響もありません

モヤモヤする必要もなければ、劣等感を感じる必要も全くないんです。

大事なのはこどもが元気に成長すること

もし、帝王切開の予定を控えて憂鬱になっている人や、帝王切開で出産したことを周りの人に言いたくないという私と同じような気持ちを抱えている人がいたら、伝えたいです。

帝王切開は昔から行われている出産方法の1つで、産まれてくる子供の発達・発育には何の影響もありません。

大事なのはこどもが元気に大きく成長してくれること。

出産方法が自然分娩であろうと帝王切開であろうと、そんなことはどうでもいいんです。

3人以上産むことも可能

帝王切開で産める子供の数は3人までと言われますが、実際私の周りには5人産んでいる人もいましたし、

手術中に医師から「子宮がきれいだから、もう一人産んでも大丈夫だよ」と言われました。

冗談だと思い、その場では「もう3人で十分です~」と笑い飛ばしましたが、3人以上産むことも可能なんだと実感しました。

以上、帝王切開後のモヤモヤとそれを払拭できたことをお話しました。

帝王切開に限らず、医師からしっかり説明を受けて、納得することが大事ですね。

私と同じように帝王切開で出産して劣等感のようなものを感じている方、これから帝王切開をする予定の方が、このブログを読んで少しでも前向きになれたら嬉しいです。

今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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