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心室中隔欠損症で生まれてきた長男

ママブログ

我が家の3兄弟のうち、長男は心室中隔欠損症で生まれてきました。

長男が生まれた翌朝、「赤ちゃんの心臓の音に雑音が混じっています」と言われました。

赤ちゃんによくある心室中隔欠損症

赤ちゃんはお腹の中にいる間、心室が右心室と左心室に分かれておらず1つの部屋になっているのですが、お腹の中で成長するにつれて心室の真ん中に壁ができるのだそうです。

その壁の形成が不十分なまま生まれてくると、心室の壁に穴が開いている状態となり、心室中隔欠損症ということになります。

心室の壁に穴が開いているので、通常とは異なる血液の流れができて、それが雑音として聞こえるのだそうです。

出産翌朝に知らされた心雑音

長男を帝王切開で出産した翌朝、「赤ちゃんの心臓の音に雑音が混じっています」と言われました。

「近くの医療センターへ運びます」と言われ、生まれた赤ちゃんをまだ一度も抱っこできていない状態で医療センターへ運ばれてしまいました。

私はまだ動ける状態ではなかったので、母が代わりに医療センターへ行って話を聞いてきてくれました。

心雑音が大きい

赤ちゃんが心室中隔欠損症で生まれてくることは珍しくなく、半年~1年ほどで穴が自然に閉じる赤ちゃんも多いそうです。

しかし、我が家の長男の心雑音は通常より大きかったようで、自然に閉じるレベルではないと言われました。

生後1年ほどで手術が必要だろうとのことでした。

生まれてすぐに手術が必要というわけではないのですが、検査のために入院が必要とのことで、赤ちゃんだけ医療センターに入院することになりました。

母の話によると、保育器に並んでいる他の赤ちゃんも検査のために入院していたのですが、我が家の長男は一人だけ健康そうに見えて本当に入院する必要があるのか?と思ったようです。

出産3日後に産院に戻ってきた赤ちゃん

生まれてからまだ一度も抱っこできていなかった赤ちゃんが、出産3日後に検査入院を終えて産院に戻ってきました。

赤ちゃんを心配して2日間涙が止まらなかった私は、初めて赤ちゃんを抱っこすることができました。

ミルクをしっかり飲んで元気そうに見え、初めて安心することができました。

産院から退院した後も医療センターで継続して検査

出産から1週間後、2週間後、1か月後に医療センターで心臓の検査をしました。

レントゲンを撮影したり、エコーの検査をしたりしました。

その時は心雑音が大きい、穴が大きいということは医師から言われませんでしたが、

出産から1か月後もまだ穴が開いているとのことでした。

出産から半年後に県立西宮病院で心臓の検査

県立西宮病院小児科の心臓専門医がいたので、生後半年の心臓の検査は県立西宮病院で受けました。

エコーでじっくり検査した結果、まだ小さい穴が開いていて若干異常な血液の流れが確認されるとのことでした。

穴はかなり小さいのでこのまま様子を見て、半年後にもう一度検査をしましょうと言われました。

生後1年の心臓の検査で完全に穴が閉じていることを確認

生後半年の検査で穴がかなり小さくなっていたので、このまま自然に閉じるかもしれないと安心していました。

県立西宮病院でエコー検査をして前回以上にしっかり時間をかけて確認してもらいましたが、異常な血液の流れは確認されず穴は完全に閉じたと判断されました。

そして、完全に閉じているので今後の検査は不要とのことでした。

思い返せば

思い返せば、出産翌朝に医療センターに行った時には心臓の穴が大きいので自然に閉じるレベルでないと言われていましたが、

1年かけて自然に閉じました。

長男の成長

その1年間、特に発達が遅れることもなく風邪をひきやすいこともなく健康優良児として成長してくれました。

今、小学1年生ですが変わらず健康優良児で、平均身長よりずっと大きく発達の遅れも全くありません

「長男が生まれた時に心臓に穴が開いていた」とママ友に話をすると、必ず「え?誰が?」と聞き返されます。

それほど何の影響もなく元気に成長しているということだと思います。

以上、「心室中隔欠損症で生まれてきた長男」でした。

最後に

生まれた直後には、

1年後に手術が必要だとか、

発達が遅れるかもしれないとか、

自然に穴が閉じるレベルではない

など色々言われましたが、発達の遅れも全くなく自然に穴が閉じました。

そして次男も三男も特に異常はなく元気に成長しています。

同じように心室中隔欠損症の赤ちゃんに悩まれている方がいたら伝えたいです。

心臓に穴が開いているといわれるととても不安になりますが、

ほとんどの赤ちゃんは我が家の長男のように自然に穴が閉じます。

そして発達の遅れもありません。

手術が必要になる子もいますが、手術で穴を閉じれば治ります。

(ただし合併症を併発している場合は注意が必要です。)

過度に心配するのではなく、しっかりミルクを飲んで元気に成長させる事が一番大事なのかなと思います。

今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

また次回もお楽しみに。

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