我が家で飼育しているカブトムシが、順調に成虫になって活動しています。
最初はオスばかりしかいないのかと思っていましたが、メスも4匹ほど存在を確認しました。
メスがいるということは…ということでよく探してみると、既に産卵してありました。
なかなか見つけられないメス
カブトムシを飼って初めてわかったこと(いや、カブトムシ好きには常識なのかもしれませんが…)
角がないからか、すごい勢いでマットの中に隠れます。
餌を食べるときだけ、マットの上に出てきて姿を見せます。
夜行性と言われるだけあって、やはり深夜によく活動して飛び回っています。
なので、昼間は探しても全然見つかりません。
昼間は外に出ているのは大体オスです。
今回はオスのカブトムシを全部出して、昆虫マットをすべて取り出してようやくメスのカブトムシが見つかりました。
カブトムシの卵
メスとオスが同じケージに入っていると、卵はだいたい生まれているもので…
ひょっとしてと思って掘り返してみると、やっぱりでてきました。
卵は底の方の硬いところに
卵はだいたい昆虫マットの底の方の少し固めたようなところに産み付けられています。
多分、乾燥しないようにそういう場所を選んでいるんでしょうね。
申し訳ないけれど、昆虫マットは全部入れ替えてしまうので、卵は一つずつ取り出して別のところに移動しました。
一旦取り出して、また上から昆虫マットをかぶせて置きました。
昨年も同様にしていて、みんな元気に成虫になりました。
乾燥しないように気をつければ、多分それほど苦労することなく孵化してくれると思います。
色の違う卵
よく見ると、カブトムシの卵って、真っ白いものと少し黄色がかったものとがありました。
なんとなく白いものが多いしそれが正常なのかもしれません。
黄色のものは何が違うのか、観察してみてもいいかもしれません。
(と思っていたら、マットの中に無造作に埋めてしまったのでどこにあるのかわからないのですが…)
ちなみに、うちで使ってる昆虫マットはこちらです。
ちょっと変なカブトムシ
意外にみんな順調に成虫になる
たくさんカブトムシが生まれると、みんながみんな正常なかたちではなくて少し変なものもうまれてきます。
中にはさなぎの段階で死んでしまったり、うまく羽化できずに途中で止まってしまったり、いろんなケースがあるでしょう。
もっと頻繁にそうしたことがおきるのかと思っていましたが、これまで飼育している限りでは、1割もないようです。
というわけで、15個位卵を育ててきましたが、ほぼみんなが順調に成虫になってくれて、飼育ケースが溢れかえっています。
羽が変形しているオス
でもやはり少し変わった形をしているカブトムシもいました。
硬い羽のところにコブのようなものができています。
その影響か、下にある薄い羽が閉じられなくなっています。
こういうカブトムシも子供にはしっかり見せて、学んでほしいなと思います。
- ちょっと見た目は違ってもカブトムシだし、変だとは言わない。
- 困っていそうなことがあれば助けてあげる方法を探す。
多様性を受け入れつつ優しい心を育てて行ければいいなと思います。