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子供の食物アレルギーについて

パパブログ

昔に比べて食物アレルギーを持った子供が増えていると言われています。

保育園でも何人かアレルギー対応をしている子を見かけます。

今のところ我が家では3兄弟のうち次男だけにアレルギーが見られます。

みんな同じような生活をしているのに反応が違う。

不思議なものですね。

次男は牛乳のアレルギーでした。

牛乳も卵も3歳くらいになるとアレルギーが治ると聞いていたので、それほど深く考えていませんでした。

ただ、ちゃんと知らなかったことでいろいろ失敗もしてかわいそうな目に合わせてしまいました。

その次男は今4歳で、アレルギーはほぼ治り保育園での食事制限も解除されました。

そこで今回は我が家で次男がいつ頃どんな症状が出てどのようにして治していったのかご紹介したいと思います。

ミルクアレルギーについて

0歳の時の主な症状

飲みなれていたはずのミルク

次男は離乳食でミルクがゆを作って食べさせた時に、初めて口の周りが少し赤くなりました。

生後1か月までは母乳だけでなくミルクも飲ませていたので、それと同じミルクをミルクがゆに使用しました。

生後1か月までがぶがぶ飲んでいたのになぜ???

と思ったのですが、その日は食べさせるのをやめました。

小児科を受診

しばらくしてまたミルクを使ったスープを作って少し食べさせてみました。

するとやっぱり口の周りが赤くなりました。

これはあかん!!と思い小児科を受診。

その時は一度離乳食から完全にミルクを抜いて、しばらくしてからまた少し食べさせてみては?と言われました。

1か月ほどミルクを抜いてまた少し離乳食にミルクを入れてみました。やっぱり口の周りが赤くなりました。

とりあえずあまり食べさせない方がいいのかなと思い乳製品を食べさせるのをやめていました。

1歳の頃の主な症状

食べて治す

小児科を受診した時に、アレルギーは食べて治すのが基本だから加工したミルクを少しずつ試してみてと言われました。

その食べる量の加減もよくわからず、ある日グラタンを少し食べさせると唇が腫れるようになってしまいました。

そして再度小児科を受診。

それでも食べさせないと治らないから、食パンやハンバーグなどのつなぎから少しずつトライしてみたらいいと言われました。

食パンに牛乳を入れて食べさせる

よしよし、じゃぁ一番リスクが低そうな食パンに入れてみよう!ということで、ホームベーカリーで作る食パンの水の1/4くらい(50cc)を牛乳に変えてみました。

食パン1斤のうち、1歳の次男が食べる量を考えると6cc程度。少量だし大丈夫だろうと軽く考えていました。

しかし朝食を食べてから1時間後くらい、ちょうど保育園で預けようとしている時に次男が激しく咳をし始めました。

何が起こったのかわからず、あまりに激しく咳をしているので出勤するのは諦めてまた小児科を受診しました。

そしてアレルギーで口だけでなく食道や気管が腫れてしまって咳が出たんじゃないかと言われました。

大丈夫だと思っていた食パンを食べたことが原因で咳が出てとても苦しそうだったのを見てとても怖くなりました。

アレルギーを治すために

食べないと治らないとはいえ、毎回こんな咳が出て苦しい思いをさせるのは辛すぎると思い、友人や母の友人、親戚など色んな人に話を聞きました。

すると母の友人が毎日0.001%くらい、ほんの少しずつ食べさせてほんの少しずつ量を増やして時間をかけて治したという話を聞きました。

そこで、その日から食パンを作る際に1gだけ牛乳を入れてみました。

水190gのうちの1gです。次男の体に入るのは0.13gくらい。アレルギー反応は出ませんでした。

それから1週間ほど食パンに1g牛乳を入れて毎日食べさせ、大丈夫そうなので2gに増やし、5gに増やし、少しずつ少しずつ、1年くらいかけて全量(190㏄)牛乳を入れられるように増やしていきました。

このくらいちょっとずつやらないといけないとは、思ってもいませんでした。

2歳の頃の主な症状

毎日食パンに少量の牛乳を入れるのを継続し、それ以外は牛乳を使いませんでした。

外食でも極力乳製品を避けていたのですが、

サンドイッチに少量のチーズが入っていることに気が付かずに食べさせてしまって激しい咳が出てしまったり、

祖母が作ったロールキャベツのお肉の部分に少量の牛乳が入っていて口の周りが赤くなり少し咳が出たり、

完全に防ぐことはできずに何度か苦しい思いをさせてしまいました。

3歳の頃の主な症状

生クリームのケーキは食べられるようになった

お誕生日ケーキの生クリームやサンドイッチのチーズなど、長男が食べている物を一緒に食べたがるようになったので少しずつ食べさせてみました。

食パンで毎日牛乳を摂取している効果が出始めたのか、生クリームのケーキを食べてもサンドイッチのチーズを食べても咳が出なくなってきました。

アレルギー検査の結果は改善

小児科でアレルギーの検査をすると、1年前と比べてアレルギーの値が大きく下がりました。

そして牛乳を少しずつそのまま飲んでみたらいいよと言われました。

そこで次男に少し牛乳を飲ませてみると、今まで飲んでいなかったこともあり「おいしくない・・・」と言われてしまいました。

おいしくないという牛乳を飲ませる

それでも保育園でも小学校でもこれから牛乳を飲む機会は多いし、牛乳を飲めるようになってほしいと思い、まずはフルーツグラノーラに牛乳をかけて食べさせることにしました。

するとグラノーラの甘味でごまかされたのか牛乳を一緒に食べてくれるようになりました。

ここでも、牛乳は最初は小さじ1杯から始め、少しずつ量を増やしていきました。

4歳になった今

ある程度は牛乳も飲めるようになった

4歳になると、長男が毎朝牛乳を飲んでいるのを見て自分もお茶じゃなくて牛乳がいいというようになり、牛乳を嫌うこともなくなりました。

牛乳を200cc飲んでもアレルギーの症状は出ませんし、チーズもヨーグルトも大好きで毎日食べられるようになりました。

牛乳を飲めることが自信につながる

「200cc飲んでも大丈夫だった!!」と本人も自信がついて嬉しそうな様子でした。

そして毎年1~2回やっているアレルギーの検査をしたところ、アレルギーの値は順調に下がっていました。

まだ完全に治っているわけではありませんが、家で牛乳を飲めているなら保育園での牛乳制限も解除していいと言われました。

保育園での牛乳制限がなくなったことが嬉しかったようで、「今日初めて保育園で牛乳飲んだ!!全部飲めた!!」と嬉しそうに教えてくれました。

まだ完全にアレルギーが治ったわけではないので、これからも年に1回はアレルギー検査を続け、小学校でみんなと同じ給食を食べられるように見守っていきたいと思っています。

卵アレルギーについて

親子丼は要注意

次男は卵アレルギーもありました。

1歳になった頃、卵焼きやゆで卵など何度か食べていたし何の問題もありませんでした。

ある日親子丼を作って食べさせると次男の唇が腫れてしまいました。

これまでに卵料理を何度も食べているのになぜ突然???と思いながら小児科へ行くと、親子丼のように十分火を通さない卵料理は小学生くらいになるまで食べさせてはいけないと言われました。

卵料理はしっかりと加熱する

1歳児に半熟の卵を食べさせるなんて危ないからダメだ!!とのこと。

それからしばらく卵も食べさせるのを控えていました。

卵は加熱することによってアレルギー反応が起こりにくくなると聞いたので、1歳半くらいになって、しっかり火が通った錦糸卵を少し食べさせてみました。

もちろん何の問題もありませんでした。

チャーハンに卵を混ぜてみたり、しっかり焼いた卵焼きを食べさせたり、ゆで卵を食べさせたり、少しずつ加熱した卵を食べさせましたが、何の問題もありませんでした。

卵アレルギー問題も解消

卵はミルクのように毎日食べさせていたわけではありませんが、しっかり火を通した卵を少しずつ食べさせ、2歳半の時にアレルギー検査をすると、十分アレルギーの値が下がっていました。

しかし4歳になった今でも親子丼を食べさせるのは怖くなってしまい、我が家では食べなくなってしまいました。次男が小学生になったら、また親子丼も食べさせてみようと思います。

最後に

以上、アレルギーについて我が家で経験したことを書きました。

アレルギーは人によって様々ですが、牛乳や卵のアレルギーがある子供も3歳くらいになると治ることが多いようです。

大事なことは、焦らず気長に少しずつ食べさせ続けることだと思います。

一人ひとり状況は違うので、小児科の先生の指示に従って治すべきですが、我が家のように加減がわからず具体的な方法もよくわからないという方に、我が家の体験談が少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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