我が家の次男はとにかく鉄道が大好き。
いつもプラレールの大きなレイアウトを作ってお気に入りの電車を走らせて遊んでいました。
一方で、プラレールよりずっと精密に作られていて、本物と同じ車両編成で遊べる鉄道模型に憧れていました。
そして5歳のお誕生日とクリスマスのプレゼントでついに鉄道模型をもらい、毎日のように線路の上を走らせて遊んでいます。
今回は、大人のおもちゃと思われる鉄道模型を5歳のこどもが使いこなせるのか、我が家の次男が遊ぶ様子を中心にお伝えしようと思います。
ずっと憧れていた鉄道模型Nゲージ
次男のお気に入りのYouTubeは、本物そっくりの新快速のNゲージが鉄道模型の線路を走る動画でした。
保育園から帰ると、5分から15分くらいの鉄道模型の動画を毎日毎日見ていました。
ある日親戚のお家に遊びに行った時、初めてNゲージを自分で動かさせてもらい、使い方を覚えました。
それ以降、夫の実家に行って、夫が30年ほど前に使っていたNゲージで遊ぶようになりました。
Nゲージを走らせるのが楽しすぎて、家に帰るのを拒否することもありました。
それを見かねたじぃじとばぁばが、5歳のお誕生日プレゼントにNゲージを買ってあげようと提案してくれました。
こどものおもちゃとしては高すぎる価格帯
プラレールは一編成で2000円くらい。
こどものおもちゃとして、いい価格帯だなと思います。
これまでお誕生日プレゼントに買ったり、電車に乗った乗車記念にお土産として買ったり、気軽に買えました。
ところがNゲージは一桁違います。
実物と同じ車両編成で遊ぼうと思うと、追加で車両セットを買う必要があったりして、さらに高額になります。
気軽にお誕生日プレゼントとしてお願いできる値段ではないのです。
実際、じぃじとばぁばがNゲージをプレゼントしようと提案してくれたものの、最初に次男が希望していたトワイライトエクスプレス瑞風は想定以上に高額だったので却下。
次男が大好きな電車で家の近くでよく見て喜んでいる「はまかぜ」または「スーパーはくと」をお願いすることにしました。
それでも20,000円くらい。お誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントを合わせて、親戚一同からのプレゼントとして「スーパーはくと」を買ってくれました。
そして線路はサンタさんにお願いしました。
もちろん次男は念願のNゲージをもらって大喜び。嬉しくて嬉しくて、毎日箱から取り出しては電車を熱心に眺めていました。
「スーパーはくと」は次男の宝物になりました。
5歳児でも遊べるのか
プラレールに比べてかなり精密に作られているので、一つ一つの部品も小さく、弱い力で外れてしまう部品もあります。
一度外れると、これはどこについていた部品なのかと他の車両と見比べて推察が必要な場合もあります。
そして脱線したことに気がつかないこともあります。
Nゲージをデザインする際に幼児が遊ぶことは想定されていないと思うので、想定以上によく部品が外れます。
それでも夫の実家に行くと毎回Nゲージを広げて遊んでいた次男はすぐに力加減や扱い方を覚えました。
5歳児でも遊べるのか・・・結論は、扱い方に慣れれば遊べます。
最初は難しいですが、Nゲージを自分で走らせたいという子供の熱意ですぐに使いこなせるようになりました。
カタログが愛読書に
夫が子供の頃に愛読していたのがNゲージのカタログ。
少し古いカタログを安く売っていたのでAmazonで購入しました。
夫も次男も、色んな電車が載っていていつまでも眺めていられるようです。
それぞれの電車の説明が書いてあるのですが、漢字で書いてあるので、年中の次男には読むのが難しく、電車の写真や価格を見ているようです。
図鑑と同じような感じでしょうか。
電車の他にも線路やジオラマのセット、HOゲージの電車や線路、ジオラマの作り方、車輪の交換方法など色んな物が載っています。
また日本の電車だけでなくスイスやドイツの電車も載っていて、「お父さんとお母さんはこの電車に乗ったことあるよ」と話が盛り上がったり、私自身も思い出に浸って楽しくなったりします。
カタログを眺めて、電車がジオラマの中を走るのを想像するとワクワクするのかもしれません。その気持ちは何となく私も共感できる気がします。
そしてばぁばは、このカタログを熱心に読んでいたら字を覚えられると言います。
確かに熱心に読める物があれば本の種類なんて何でもいいのかもしれません。
次男が大好きな鉄道の知識もたくさん得られて、字も覚えられるならカタログの説明文も絵本の読み聞かせのようにたくさん読んであげようと思います。
まとめ
こどものおもちゃにしてはかなり高価なNゲージですが、5歳の幼児でも使いこなすことはできます。
2歳の3男は、Nゲージが足に当たったりしてすぐに脱線してしまったり、それを直すことが難しかったりします。
長男や次男が線路に電車を乗せて走らせてあげています。
プラレールとは違って高額なので、どんどん電車を増やして線路を増やして・・・ということはできませんし、それを次男にもよく説明して理解してくれています。
自分の宝物の電車を自分で手入れしたり、カタログを見て想像を膨らませたり、字を覚えたり、次男の頭の中の鉄道ワールドが広がっていくのを楽しみにこれからも見守っていきたいと思います。
今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました。
また次回配信もお楽しみに。