こどもが風邪を引くと、小児科で甘いシロップや甘い粉薬を処方してくれます。
長男も3男もこの甘い薬が好きで、喜んで飲んでくれます。
一方次男はこのシロップも粉薬も全く飲めません。
2歳ごろまでは普通に飲んでいたのですが、3歳半を過ぎたころから急に嫌がるようになりました。
独特のにおいがあり、どうしても飲めないようです。
がんばって少しだけ口に入れても、体が受け付けないようで吐き戻してしまいます。
「おくすり飲めたね」を買ってみた
どうしても薬が苦手な次男。
ジュースに混ぜたり、色々試してみたものの、やはり飲めません。
苦手だという意識もあって、ほんの少量しか混ぜていなくても
においを感知して嫌がってしまいます。
体が受け付けないようなので、無理やり飲ませることもできません。
でも処方箋を飲まなければ、風邪症状もなかなか治りません。
なんとかお薬を飲んでほしいと思って
「おくすり飲めたね」を買ってみました。
次男も興味津々。
早速使ってみた
「おくすり飲めたね」はクラッシュゼリーとジュースを混ぜたようなものでした。
小児科で処方された粉薬を「おくすり飲めたね」に少量入れて飲ませてみました。
一口パクッ!・・・
少しモグモグしてしまったようで、やはり吐き戻してしまいました。
パッケージには粉薬も飲めると書いてありましたが、
ジュースとゼリーを混ぜたようなものなので、
粉薬は溶けて混ざってしまい、独特の味が出てきてしまいます。
薬を入れず、「おくすり飲めたね」だけスプーンに入れて
噛まずに飲み込む練習もしてみました。
喉に詰まることもなく、飲み込みやすいようです。
その後、粉薬を少しだけ入れて、完全にゼリーで覆って食べさせてみましたが、
やはり吐き戻してしまいました。
すっかり自信をなくしてしまった次男
長男も3男もお薬を喜んで飲むのに、自分はお薬を飲めないと
すっかり自信をなくしてしまったようでした。
一方で、アレロックなど他のお薬は水に混ぜて普通に飲むことができます。
やはり、風邪薬の独特なにおいが原因のようです。
風邪薬は飲まなければいけないのか?
風邪薬は風邪症状を緩和するもの。
嫌なら飲まなくてもいい!と割り切ってみました。
しかし風邪薬を嫌がるようになってから、次男の風邪は長引いている気がします。
長男の方が免疫が強いこともあり、同じタイミングで風邪をひいても
次男の方が長く咳や鼻水が続き、しんどそうにみえました。
次男が自信を無くしているのも何とかしてあげたいと思うようになりました。
そして風邪をひいたある日・・・
あまり風邪をひかない3兄弟ですが、
季節の変わり目に保育園で風邪をもらってしまいます。
風邪症状が軽い時には自然に治るのを待ちますが、
あまりに咳が酷かったり熱が出たりすると悪化して肺炎などを引き起こさないか心配になり、小児科を受診します。
しかし、小児科を受診するのはいいけど、風邪薬を飲むのは嫌だと抵抗する次男。
サプリメントを飲んでみる
父や母が時々飲んでいるサプリメントに興味津々の次男。
「これは噛み噛みしないで水と一緒に飲み込むんだよ」と伝え、
「喉に詰まると危ないから、水と一緒に飲み込んでね」と注意して1粒飲ませてみると、
噛まずに飲み込むことができました。
錠剤やカプセルのお薬なら、風邪薬でも飲めるかも!!
ということで、錠剤を試してみようと約束しました。
錠剤を処方してもらう
小児科を受診し、風邪薬を処方してもらう際に、
「錠剤にしてください」と伝えると、
「4歳児で錠剤飲めますか?」と聞かれました。
「大丈夫です!飲めます!」と断言。
3種類の錠剤を処方してもらいました。
さっそく錠剤を飲んでみる
家に帰って錠剤を飲んでみました。
まずはサプリメントのように水と一緒に飲み込んでみます。
一番小さい錠剤は飲み込めました。
残り2つは少し粒が大きかったようで、吐き出してしまいました。
すぐに「おくすり飲めたね」で覆って飲ませました。
噛み噛みしないでゴクンだよ!と伝えると、
「ゴクン!飲めた!!」
と次男はとても嬉しそうな顔をしました。
すっかり自信を持てたようで、
その後も「ゼリーに混ぜたら飲める!!」と
嫌がることなくお薬を飲んでくれるようになりました。
風邪薬に対する苦手意識を払拭できたようです。
「お薬大好き!!」と言うようになりました。
「おくすり飲めたね」の他に・・・
「おくすり飲めたね」はドラッグストアなどで200g 300円くらいで売っています。
その他にも「ゼリーオブラート」も使ってみました。
こちらも300円弱でドラッグストアで売っています。
30gのパックが6本入っていて、いちご、メロン、ブドウの3種類の味があります。
一度に30gも使わないので、
10g程度使用し、残りはクリップでフタをして冷蔵庫で保存し、3回に分けて使いました。
(この使用方法は推奨されていません・・・あくまで使い切りタイプです)
今回はいちごがいい!次はメロンがいい!と
味を変えられるのが魅力だと思います。
ただ、ゼリーが固まっているので、よく揉んでから使用しないと、
最初の方はジュースばかり出てきます。
そして、やはり、錠剤も水に溶けやすかったりするので、
ゼリーオブラートで包んですぐに飲ませた方がいいです。
だんだん薬が溶けてゼリーに混ざってくると、
苦かったり、薬の味やにおいが気になって飲みにくくなります。
まとめ
小さなこどもに薬を飲ませるための「おくすり飲めたね」を使ってみた!でした。
自分は風邪薬が飲めないと自信をなくしていた次男が、
「お薬大好き!」と言うようになり、
風邪薬を飲ませるのがとても楽になりました。
実際に使用する前にゼリーを噛まずに飲み込む練習をしてから、
お薬を混ぜてすぐ飲み込ませるのがいいと思います。
小さなお子様にお薬を飲ませるのに苦労しているパパ、ママの参考になれば嬉しいです。
今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました。
また次回配信をお楽しみに。